増補版 複製義歯 -慣れた義歯こそ高齢者の求める義歯-
ISBN 978-4-8160-1330-0
販売価格

6,480円(税480円)

購入数








登録情報


【著】濱田泰三 市川哲雄

■B5判  ■オールカラー ■128頁



内容


高齢化が進展し、義歯を新しくしたくても、順応能力の低下や要介護、認知症など、

義歯製作に必ずしも協力的と限らない状況下で重要になる「慣れた」義歯。

これを基準に作成する複製義歯は、まさに患者目線に立った手法といえる。

従来の複製義歯の考え方や方法に、今後は主流になると思われる訪問診療の現場や、

デジタル化の部分を新たに書き加えた「複製義歯」のことがまるごとわかる1冊。



義歯研究の第一人者、村岡 秀明先生より推薦のコメントを頂きました。



「慣れた義歯こそ高齢者の求める義歯」まさに名言である。また「無歯顎臨床は考古学であり建築学である」という言葉もある。何もないところに、想像だけでその人に快適な家を建てるのは至難の業である。特に高齢者となるとなかなか新しい環境になじめない。とするならば、いま住んでいる家の状況を大切にしたほうが良いし、改善したいという本人からの情報も得やすい。これを義歯臨床に例えるならば、術者の一方的な思い込みで新義歯を作るのではなく、旧義歯を「複製し」新義歯製作に利用するのが良い。そのすべてが書かれた情報満載の本書『増補版 複製義歯』、熟読すべし。



村岡秀明 むらおか歯科・矯正歯科クリニック 院長(千葉県開業)





目次


機ヾ擬圓隆望する義歯

1. 患者の希望する義歯とは

供ヾ擬圓良塰と現義歯の診査

1. 現義歯をたたき台に

 1 義歯の維持、安定の不足、不満

 2 当たりがあって痛い(義歯性線維腫、褥瘡性潰瘍など)

 3 かめない

 4 話しにくい

 5 感覚的な不満

 6 審美性

 7 その他

掘仝腔内外の診査

1. 床下粘膜

2. 筋と動き

3. 骨組織

4. 顎位

5. 顔貌

検仝週岨の利用

1. 床の更新(リベース)

2. 床の一部更新(リライン)

3. 人工歯の更新

4. 咬合面再形成

5. 治療用義歯

6. 現義歯を印象用トレーとして使う

7. 現義歯の改造

 1 現義歯をそのまま部分的に使用

 2 形状の部分的活用

8. 複製するか否か

后(製義歯の意義

_ 複製義歯の変遷

1. 歴史的変遷 その1(〜 1986 年)

2. 歴史的変遷 その2(1987 年〜)

_ 義歯の複製法

1. フラスクを用いる方法

 1 現義歯をそのまま複製する場合

 2 現義歯を新義歯作製のガイドとする場合

2. デジタル技術を用いる方法

 1 複製義歯製作のためのデジタル技術とは

 2 複製義歯製作のための印象をとるには

 3 複製義歯の製作方法

 4 デジタル技術で義歯を複製する長所と短所

 5 デジタル技術での複製義歯の材料

 6 製作時の精度

 7 審美性

 8 形態修正をするには

_ 複製義歯を用いた義歯治療の実際

1. 複製義歯の多様性

2. スペアー義歯としての活用

3. 暫間義歯としての活用

4. 治療用義歯から最終義歯への活用

 1 治療用義歯をそのまま引き続き使えない理由

 2 治療用義歯をそのまま新義歯に置換しなくてはならないか

5. 義歯製作のためのトレー、バイトリム、ガイドなど

 1 義歯製作の実際例

6. 部分床義歯としての応用

7. 顎補綴における応用

8. 義歯をもたない無歯顎患者

 1 教科書的に平均値を参考に作製

 2 追加補綴、補修による仮義歯

 3 即日、仮義歯を製作

 4 義歯作製のメリットとデメリット

_ 訪問歯科診療における複製義歯の活用

1. 訪問歯科診療の重要性

2. 訪問歯科診療の実際

3. 訪問歯科診療における義歯治療

4. 複製義歯による製作法の活用

_ 複製義歯のメインテナンス

1. 用途に応じたメインテナンス

この商品について問合わせるこの商品を友達に教える買い物を続ける