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第2版 有病者歯科学

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学会等編集書籍 歯科学生教科書 臨床
ISBN 978-4-8160-1386-7
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9,000円(税込9,900円)

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登録情報


【編集】一般社団法人 日本有病者歯科医療学会
【監修】今井 裕 岩渕博史
【編集委員】石垣佳希 小笠原正 近藤壽郎 坂下英明 柴原孝彦
      渋谷鑛 白川正順 砂田勝久 皸耄評掘”擶箆孫─‘0羂谿

■B5判 ■オールカラー ■304頁 ■2021年3月


内容


日本有病者歯科医療学会の総力を挙げて編集・執筆した「有病者歯科学」の成書として、日々の臨床の参考となる質の高いものを目指したものであり、歯科医師をはじめ、有病者歯科医療にかかわる専門職および、それらを志す学生や卒後教育の指針となることをねらいとしました。
医学的知識の単なる羅列でなく、医学的配慮が必要な方の歯科治療に際し、歯科医学的な根拠を示し適切な歯科治療の手順が理解可能になる構成としております。改訂にあたり、最新の知見を盛り込んでいます。


目次


第1章 有病者歯科医療とは
 1 有病者歯科医療の概念
  1)有病者とは
  2)有病歯科患者とは
  3)有病者歯科医療の定義
 2 有病者歯科医療の歴史的考察
  1)有病者歯科医療分野、誕生への動き
  2)日本有病者歯科医療学会設立の推移
  3)有病者歯科学の英語名称と欧米の考え方
  4)局所疾患を有する患者を有病者とはなぜ呼ばないか
  5)わが国で有病者歯科診療が発展する理由
 3 超高齢社会における歯科医療
  1)人口構成の推移とそれに伴う疾病構造の変化
  2)超高齢社会における歯科医療のあり方と有病者歯科医療学会
  3)超高齢社会における有病者歯科医療のリスク
  4)有病者歯科医療と医療連携・多職種協働
 4 結語

第2章 患者の診察
 1 医療面接
  1)病歴聴取の意義と重要性
  2)主訴
  3)現病歴
  4)常用薬、アレルギー歴
  5)既往歴
  6)家族歴
  7)患者背景(生活習慣、喫煙歴、社会歴)
  8)患者・家族の考え方・希望
 2 バイタルサイン
  1)全身の診察
  2)顎・顔面・口腔の診察
 3 有病者(小児・妊婦を含む)理解に必要な各種検査
  1)検体検査
  2)生体機能検査(検体検査を除く)
 4 全身の症候
  1)体重減少
  2)体重増加
  3)発熱、全身倦怠感
  4)ショック
  5)意識障害・失神疾患
  6)脱水、浮腫
  7)痙攣
  8)めまい
  9)咳、喀痰、喘鳴
  10)チアノーゼ、胸痛、呼吸困難(息切れ)
  11)血圧変動(高血圧、低血圧)
  12)不整脈(期外収縮、徐脈、頻脈)
  13)悪心、嘔吐、下痢
  14)貧血
  15)睡眠障害、頭痛、頭重感
  16)摂食嚥下障害
 5 薬物の有害作用による口腔症状
  1)多形(滲出性)紅斑
  2)歯肉肥厚(歯肉増殖)
  3)唾液分泌量減少、唾液分泌量増加
  4)味覚異常
  5)がん薬物療法(抗腫瘍薬)による粘膜炎
  6)菌交代現象とは

第3章 有病者管理の基本
 1 乳幼児・高齢者・妊産婦・障害者・要介護者の治療の基礎
  1)治療環境
  2)患者の体位
  3)チーム医療
 2 薬物療法の基本
  1)薬物の効果に影響する因子
  2)薬物の併用
  3)薬物投与上の注意

第4章 患者管理の各論(歯科治療上配慮すべき点)
 1 全身管理に留意すべき疾患と歯科治療上必要な対応
  1)循環器疾患
  2)脳血管疾患
  3)神経・運動器疾患
  4)呼吸器疾患
  5)代謝性疾患
  6)内分泌疾患
  7)腎・泌尿器・生殖器疾患
  8)肝疾患
  9)血液・造血器疾患
  10)免疫疾患
  11)精神・心身医学疾患
  12)妊婦・授乳婦
  13)乳幼児
  14)がん(周術期口腔機能管理を除く)
  15)その他特殊な対応が必要な患者
 2 患者管理上問題となる薬剤服用患者への対応
  1)がん薬物療法(抗腫瘍薬)
  2)抗血栓療法と歯科治療
  3)BP、抗RANKL 抗体
 3 がん治療と緩和医療
  1)がん治療患者の口腔健康管理(周術期口腔機能管理)
  2)終末期がん患者の口腔管理
  3)緩和ケア

第5章 緊急時の対応
 1 歯科治療時の偶発症
  1)血管迷走神経反射
  2)過換気症候群
  3)局所麻酔中毒
  4)アナフィラキシーショック
  5)血管収縮薬による過剰反応
  6)メトヘモグロビン血症
  7)誤飲と誤嚥
  8)全身状態の増悪
 2 救急時の対応
  1)救急患者の診察
  2)救急処置を要する症状
  3)救急処置

第6章 チーム医療
 1 病診連携
 2 診診連携
 3 保健・医療・福祉・介護・教育の連携
  1)急性期・回復期・慢性期医療における連携
  2)維持期(在宅)における連携
 4 家族との連携
 5 地域連携クリニカルパス

第7章 訪問歯科診療における有病者歯科治療の実際
 1 訪問歯科患者の状況と歯科治療の留意点
  1)対象患者
  2)長期的な歯科診療計画に基づく口腔健康管理の必要性
  3)補綴装置の管理
  4)人生の最終段階(エンドオブライフ:EOL)のかかわり
 2 訪問歯科診療における有病者歯科治療の実際
  1)訪問歯科診療について(リスクマネジメントの観点から)
  2)診療の流れ
  3)診療で使用する機器
  4)訪問歯科診療の実際

索引